- 2026年10月24日
電波を頭に当てるとアルツハイマー病が改善?

私たちが眠っている間に脳内では日中に蓄積した老廃物を洗い流しています。この機能が滞るとアミロイドβなどの異常タンパク質が溜まり、アルツハイマー病発症の引き金になるとされています。
今回は2026年10月に発表された脳の洗浄機能に着目した論文を紹介します。研究によると、健康なマウスに電波の一種である超短波を10分間照射したところ、脳の洗浄機能が促進されることが明らかになりました。
また、アルツハイマー病モデルマウスに7日間の超短波治療を行った実験では、アミロイドβの沈着が減少し、記憶や学習に関わる認知テストの成績が向上しました。
外から超短波を当てるだけで脳の洗浄機能を高められるこの技術は、認知症の進行抑制から脳外傷の急性期治療まで、幅広い脳神経疾患に対する治療の選択肢として期待されます。
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.aeh8870
