• 2026年6月7日

ゲームでADHDを治療?

​塩野義製薬がADHD(注意欠如・多動症)の子ども向けの治療用アプリ「エンデバーライド」を発売しました。

もともとはアメリカのベンチャー企業が開発したもので、医師の処方のもとタブレットやスマートフォンを使って治療を行います。

​画面に映し出されるのはキャラクターが乗り物に乗ってコースを進んでいくという楽しいゲームの世界です。

プレイヤーには端末を左右に傾けて障害物を避ける運転操作と、飛び出してくる特定のキャラクターを見つけてタップする操作のふたつが求められます。

この作業がADHDの脳内で働きが低下しているとされる前頭前野を刺激して活性化させるように設計されているのです。

​治療のペースは1日1回25分ほどを6週間。国内の6歳から17歳までの患者164人を対象に行われた臨床試験では、通常のカウンセリング治療だけを続けたグループに比べ、このアプリを併用したグループは不注意などの症状の改善度合いにおいて約3倍もの差をつけたとのことです。

​薬を飲むことやカウンセリングを受けることが苦手な子どもたちにとって、楽しみながら脳を鍛えるという新たな選択肢ができたことは喜ばしいです。

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