- 2026年7月28日
- 2026年7月29日
鼻をほじる習慣と認知症リスク

今回は少し変わった研究を紹介したいと思います。ついつい鼻をほじる癖がある人もいるかもしれませんが、この何気ない習慣が将来の認知症リスクを高める可能性が指摘されています。
アルツハイマー型認知症の一因として脳内の慢性的な炎症が注目されています。鼻の奥にある嗅覚神経は脳へ直接つながる数少ないルートです。手指についた細菌やウイルスが鼻をほじることで粘膜の小さな傷から侵入すると、その神経を伝ってダイレクトに脳へと達してしまうのです。
脳は入ってきた病原体から身を守ろうとして免疫反応を起こしますが、これが長期間繰り返されることでアルツハイマー病の原因とされる異常なたんぱく質が溜まり、神経細胞を傷つけてしまいます。
もちろん鼻をほじると必ず認知症になるわけではありません。しかし、手洗いを徹底し、鼻の粘膜を傷つけない衛生習慣を意識することは脳の健康を守る上で役に立つかもしれません。
