• 2026年7月10日

脳の若さを保つヒント

今回のブログでは日常の何気ない行動が将来の脳の健康の維持に役立つかもしれないという研究を紹介します。2024年12月に発表されたアメリカの大規模な研究によると、あらゆる職業の中でタクシーや救急車の運転手はアルツハイマー病による死亡割合が最も低いことが分かったのです。

この理由は彼らが日常業務で行う空間認識やルート選びにあります。目的地へ向かう最適な道を瞬時に考え、町の複雑な構造を把握する行為が、脳の記憶を司る重要な部分(海馬)を刺激し鍛えていると考えられるのです。一方でナビゲーションをさほど必要としない他の運輸業ではこの傾向は見られませんでした。

この結果は私たちが普段から頭を使って工夫しながら活動することが認知症の予防に役立つ可能性を示しています。「いつもと違う道を歩いてみる」「ナビに頼らず地図を見る」など、今日から脳へ新しい刺激を与えてみてはいかがでしょうか?

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39689964

上飯田ねむの木こころクリニック 052-982-8351 ホームページ