• 2026年7月21日

認知症を加速させる物質が判明!新薬開発へ大きな一歩

アルツハイマー病の原因とされる脳内のタンパク質のアミロイドβ。この老廃物とも言える物質がどのように脳内で増殖し、病気を進行させるのかは長年の謎でした。

今回紹介する研究では、アミロイドβが溜まった脳から抽出した高分子量の可溶性アミロイドβが、病気の連鎖を引き起こす真犯人であることが示されています。

この巨大な塊状のタンパク質がまだ病気が進行していない脳組織に入り込むと、アミロイドβの蓄積を一気に加速させることが実験で確認されたのです。小さめの塊や単体よりもこの大きく溶け込んだ塊こそが強い毒性を持ち、病変を広げる主因でした。

この発見は病気の進行を抑えるための新たな標的を教えてくれます。この悪影響の大きい物質をピンポイントで狙い撃ちする新薬や、早期発見のための診断技術の開発につながると期待されています。

https://academic.oup.com/braincomms/article/8/4/fcag188/8728449

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