- 2026年10月14日
見逃さないで!「女性のうつ病」

女性がうつ病にかかる確率は男性の1.5〜3倍とされ、女性ホルモンの変動が影響します。また、育児と仕事の両立や親の介護などのライフイベントも心理状態に関わっています。
月経のある女性の約70〜80%が月経前に何らかの症状を抱えており、身体症状が中心の月経前症候群(PMS)と気分障害が前面に出る月経前不快気分障害(PMDD)に分けられます。治療には低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬や漢方薬が用いられるほか、ガイドラインでは抗うつ薬(SSRI)も推奨されています。
周産期も重篤なうつ病になりやすく、妊娠・出産後の日本人女性の死因第1位は自殺です。半数以上が経験するマタニティーブルーズは数日で収まりますが10%は産後うつ病に移行するため、周囲の支えが不可欠です。
閉経前後の更年期には女性ホルモンが急減し、様々な人生の転機も重なります。この時期のうつ病に対しては抗うつ薬が用いられるほか、漢方薬やホルモン補充療法が併用されることもあります。
女性のうつ病は全ステージで見過ごされがちだからこそ早期対策が重要であり、異変を感じたら周囲や医療機関に気軽に相談しましょう。
女性のうつ病については以下のページもご参照ください。
https://nemukoko.jp/postpartum_mental_illness.html
https://nemukoko.jp/feeling_depressed.html
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この記事の監修医師
・上飯田ねむの木こころクリニック
・院長 桑原 高史
・名古屋大学医学部 卒業
・精神科専門医・指導医
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