• 2026年6月21日

新しいインフルエンザワクチン

新型コロナワクチンの登場で有名になったmRNA(メッセンジャーRNA)技術がついにインフルエンザワクチンにも使われようとしています。

2026年6月18日、アメリカでこの新しいワクチンに関する重要な会議が開かれ、このワクチンを接種するメリットはリスクを上回るとして実用化に向けて大きく前進しました。順調にいけば次の冬のシーズンには使用できるようになる見込みです。

私たちがこれまで打ってきたインフルエンザワクチン(不活化ワクチンなど)は卵などを使ってウイルスを育てて作るため、製造に数ヶ月という長い時間がかかっていました。一方、mRNAワクチンはデジタルな遺伝データをもとに素早く製造できるのが最大の特徴です。

インフルエンザウイルスは毎年少しずつ形を変えて(変異して)流行しますが、mRNA技術を使えばその年に流行している最新のウイルスの形に合わせてワクチンをスピーディーに作れるようになります。

実際の試験(約4万人が参加)でも従来の標準的なワクチンと比べてインフルエンザの発症を約27%減らす効果が確認されており、安全性にも大きな問題は見つかっていません。

まずはアメリカでの承認・実用化が目前となっていますが、これが成功すれば将来的に日本でも接種できるようになるかもしれません。

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