- 2026年8月17日
- 2026年8月22日
短時間睡眠で平気な人の正体

短時間の睡眠が毎日続いても元気に生活できるショートスリーパーと呼ばれる人たちがいます。自分もこのような体質になりたいと憧れる方も多いのではないでしょうか。今回は生まれつき睡眠時間が短くても健康を維持できる人々(ナチュラル・ショートスリーパー)についての研究を紹介します。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34722012
この研究により、短時間睡眠でも心身に悪影響が出ない人たちの体内では睡眠や覚醒のスイッチをコントロールする特定の遺伝子に変異が起きていることが明らかになりました。その結果、日中の強い眠気や健康被害を伴うことなく元気な状態を保つことができるのです。
彼らが短時間睡眠で平気なのは生まれつきの遺伝的な体質によるものです。睡眠時間が短くても大丈夫と感じている方の多くは、実際には睡眠不足による疲労や眠気を感じにくくなっているだけのケースが少なくありません。無理に短時間睡眠を続けると生活習慣病、免疫力の低下、集中力の減退、メンタルヘルスの悪化などの様々な健康被害を引き起こします。
現時点では後天的にショートスリーパーになる方法は見つかっていません。誰かの睡眠時間の真似をせずに自身の心と身体が心地よく回復できる睡眠時間をしっかり確保することが健康維持への近道です。不眠でお悩みの方はこちらのページもご参照ください。
