- 2026年8月7日
ナルコレプシー治療が変わる?新薬オーゼイフルが承認

ナルコレプシータイプ1の新たな治療薬としてオーゼイフル(オベポレクストン)が8月3日に製造販売承認となりました。
これまでの治療は日中の眠気を和らげる対症療法が主流でした。オーゼイフルは発症の根本原因であるオレキシン(覚醒を保つ脳内物質)の受容体に直接アプローチする国内初の薬剤です。1日2回の服用で覚醒状態を維持できるとされています。
臨床試験において本薬の投与によりプラセボと比較して日中の眠気や覚醒度が統計学的に有意に改善しました。また、笑いなどの感情に伴って突然体の力が抜ける情動脱力発作(カタプレキシー)の発現も大幅に抑制されることが確認されました。
単なる症状の緩和にとどまらず根本的な原因に作用することで、ナルコレプシー治療の新たな選択肢となることが期待されます。
