• 2026年8月21日

採血はロボットが行う時代へ

誰もが一度は採血をされた経験があると思います。しかし、痛かったり何度も針を刺されたりするなど苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな医療現場の日常を大きく変えるかもしれないニュースが届きました。2026年8月、アメリカ食品医薬品局(FDA)は腕から自動で採血できる世界初の自立型ロボット「Aletta(アレッタ)」の販売を承認したのです。

使い方は非常にシンプルで、ボタンを押すとロボットが適切な静脈を捉えて自動で採血を行います。駆血帯の装着から皮膚の消毒、針の穿刺と廃棄、採血管の交換、最後の止血用絆創膏の貼付まで、一連のプロセスが全自動で行われます。

ロボットに針を刺されるのは怖いと感じるかもしれませんが、安全装置や各種センサーが搭載されており、安全対策も徹底されています。また完全な無人運用ではなく、訓練を受けた医療スタッフが常に現場で監視しています。臨床試験では熟練の医療スタッフと同等以上の成功率を記録し、血管が見えにくい人に対しても高い安全性と有効性が実証されました。

現在、医療現場では人手不足や待ち時間の長さが大きな課題となっています。Alettaのようなロボットの導入は医療スタッフの負担を減らし、患者の待ち時間を短縮することが期待されています。SF映画で描かれていたようなロボットによる医療がいよいよ現実になろうとしています。

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-authorizes-first-its-kind-robotic-blood-draw-device

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