• 2026年5月28日

芸術療法(アートセラピー)とは?

こんにちは。上飯田ねむの木こころクリニックの看護師です。

芸術療法とは、言葉だけでは表しきれない気持ちを、色や形、素材を通して表現する心理療法です。 絵を描く、色を塗る、ちぎって貼る、粘土をこねるなどの手を動かす行為そのものが心を整える力を持っているとされています。

芸術療法は作品の上手さや完成度を求めるものではなく、今の自分をそのまま表現することに意味があるため、年齢や経験に関係なく誰でも安心して取り組めるのが特徴です。

上飯田ねむの木こころクリニックでも今後こうした芸術療法をショート・ケアに取り入れ、利用者様の回復の後押しをしたいと思っております。

芸術療法の主な効果

●感情の整理・可視化

言葉にしづらい不安やモヤモヤを色や形として外に出すことで心が軽くなります。

●ストレス軽減・リラクゼーション

手を動かすリズムや素材の感触は脳の緊張をゆるめます。特にパステルや粘土はリラックス効果が高いとされています。

●自己肯定感の回復

「できた」「表現できた」という体験が自信につながります。 完成した作品は心の成長の記録にもなります。

●対人交流のきっかけに

グループで行う場合は作品を通して自然に会話が生まれます。 たとえ無理に話さなくても同じ空間で創作することで他者とのつながりを感じられます。

主な芸術療法

● コラージュ(切って貼るだけ)

雑誌や色紙を使ってテーマに沿って自由に貼り合わせます。どなたでも気軽に取り組めます。

● パステルアート

指で色を広げるだけで美しいグラデーションが生まれます。リラックス効果が高く、気分の安定に役立ちます。

● クレイワーク(粘土)

今の気持ちの形、好きなものなどを自由に制作。こねる、丸める、つぶすなど、感覚刺激が心を整えます。

● 詩歌療法(Poetry Therapy)

俳句や詩など短い言葉に気持ちを込めることで、感情の整理がしやすくなり心が落ち着きます。言葉を選ぶ創作過程が自己理解を深め、自己肯定感の向上につながります。

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