• 2026年2月7日

ご家族がうつ病になったら

ご家族がふさぎこんで元気がない状態が数週間続く場合はうつ病の可能性があります。どう接すればよいか戸惑うと思いますが、うつ病は気の持ちようではなく治療できる病気なので、まずは医療につなげることが大切です。

治療を勧める際には本人の不安を広げないように声をかけ、受け入れやすい言葉を選びましょう。「食欲もなく眠れないなら一度病院で診てもらったら?」というように心の問題ではなく身体の症状をターゲットにすると受診へのハードルが下がります。

うつ病には発症のきっかけはあっても、原因を特定することはできません。なぜこうなったのかと原因探しをするより、今やるべきことを考えることが重要です。過去や遠い未来の話題は避け、現在に焦点を当ててください。

意外かもしれませんが、うつ病には常識的な対応が悪影響となることがあります。「頑張って」という善意の励ましも、頑張れない自分を否定的に捉えさせてしまいます。また気晴らしを勧めても、興味を持てない状態では苦しいだけです。

うつ病の症状は発熱やケガなどの身体症状と同じように、本人の意志ではコントロールできないものです。うつの症状と本人の人格は別だと理解してください。ネガティブな言動があっても、それは病気がそうさせているのであって、その人自身の本質ではありません。

うつ病になっても適切な治療とサポートがあれば、より健やかな生活を取り戻すことができます。焦らず寄り添う姿勢を大切にしてください。

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