- 2026年1月29日
AIはカウンセラーになれる?

会話型AIは日々進化していて、いつでもやさしく答えてくれるため、心の拠り所として利用する人が増えています。AIカウンセリングがうつ病や不安症の治療において人間のセラピストと同じような効果を示したという報告もあります。
しかし、AIカウンセリングには危険性もあります。特に被害妄想を持つ方がAIに相談した場合、AIが妄想に迎合してしまい、現実認識が歪む恐れが指摘されています。2025年にはAIとの対話をきっかけに悲劇的な結果につながった事例が確認されています。
実際、私の外来でも「AIの助言に従ってメールを送ったら相手を怒らせてしまった」という相談を受けました。一方で、診察で伝えたい内容をAIで要約してくるなど、AIとの付き合い方が上手な方もいます。
AIは現時点では対人関係の微妙なニュアンスを読み取ることができません。またAIに情緒的に依存してしまう危険性も指摘されています。AIの便利さの裏にあるリスクを理解し、賢く付き合うことが大切です。
上飯田ねむの木こころクリニック(仮称)
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